転職をする時に面接でさまざまなことを聞かれるでしょう。どうして転職をしようと思っているのかというのは、転職先の人たちがもっとも気にするところです。そういう時により良い印象を与えることはとても大切なことです。ネガティブな発言をすると、それだけ相手に悪い印象を与えてしまうことにもなりますし、あなたの評価が下がってしまうことも考えられます。
誤解を与えない受け答え
たとえば、今の職場での仕事量や雑務が多いということが原因だとしたら、そのことを否定するような言い方をすると、自分のやりたい仕事しかしたくないのではないかという誤解を与えることになってしまうかもしれません。面接ではそういうところも重要なポイントとなるのです。
ですから、もっと自分のやるべき仕事に集中したいというように言い方を変えるのです。前職では、人員が少なかったために、自分のやりたい仕事以外の仕事をやらなくてはならず、自分のやるべき仕事に集中することができませんでした。もちろん、それ以外のさまざまな仕事をすることは厭いませんが、もっと自分の与えられた仕事に100%全力投球したいと思い、退職を決意しました。というように、前向きな発言を心がけるようにするのです。
そうすることによって、評価も高まってきますし、この人は自分のやりたい仕事だけしかやらないというわけではないのだなと認めてもらえることにもなるでしょう。仕事というのは、自分の好みだけで選べるものではありません。自分の苦手なことや、あまり得意でないような仕事をしなくてはならない場合もあるでしょう。
自分に合った仕事を選ぶ
たとえば、文章を書くのが苦手な人が、長い企画書を出さなくてはならなかったり、何かのプロジェクトの結果報告を文書にして出さなくてはならなくなったりすることもあるかもしれません。そういうことに対して苦手意識を持っていると、どんな職場にいっても、不満は生まれてきてしまいます。そういった自分の苦手なことも、自分の幅を広げてくれるんだという気持ちで取り組むようにしてください。そういう気持ちで面接に臨めば、自然と前向きな気持ちが伝わり、面接してくれた人からの評価も高まるでしょう。
(参考記事)
大切なことは、ネガティブな発言、考えを出さないということです。これは、ちょっとした時に出てきてしまうので、できるだけ気をつけてください。自分ではそのつもりじゃなくても、うっかり仕事に対して否定的なことを言ってしまう場合もあります。常日頃から、ネガティブな物の言い方をポジティブな言い方に変換する癖をつけるようにしましょう。そうすれば、面接でも上手に自分をアピールすることができます。